fc2ブログ

SFスキャナー・ダークリー

英米のSFや怪奇幻想文学の紹介。

2024.01 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 » 2024.03

2013.04.07 Sun » 『地底の島』

 またしても蔵書自慢。
 ディロン夫妻の表紙が麗しいアヴラム・デイヴィッドスンの The Island under the Earth (Ace, 1969)である。ちなみにこの本はエース・サイエンス・フィクション・スペシャル版オリジナル。表紙に描かれているのは六肢族と呼ばれるケンタウロスと四肢族と呼ばれる人間の女性である。

2005-6-5(Island)

 と知ったようなことを書いたが、じつは斜め読みしかしていない。この本をとりあげたリン・カーターの『ファンタジーの歴史――空想世界』(東京創元社)を訳すときにざっと目を通しただけ。なにしろ、文章も内容もとてつもなく変なのだ。
 日本におけるデイヴィッドスンの権威、殊能将之氏によれば、本書は後期デイヴィッドスンの嚆矢なのだという。
 換言すれば、ペダントリー過剰でおそろしく曲がりくねった文章が、脱線と逸脱を繰り返すということだ。読むには相当の覚悟がいる。そのうちコンディションがいいときにちゃんと読もうと思うのだが、果たしてその日が来るのだろうか。

 まあ、この本は持っているだけで嬉しいので、それで良しとしよう。(2005年6月5日)
スポンサーサイト