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SFスキャナー・ダークリー

英米のSFや怪奇幻想文学の紹介。

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2012.10.21 Sun » 『ファンタシー入門』

 昨日書いた『SF入門』の姉妹編が、ベアード・サールズ、ベス・ミーチャム&マイクル・フランクリン著の A Reader's Guide to Fantasy (Avon, 1982) だ。ポール・アンダースンが序文を寄せている。

2011-3-25(Reader's)

 こちらはだいぶあとになってから、神保町の東京泰文社で買った。すでに同種の資料本を持っていたので、SF篇ほど使い倒しはしなかったが、それでも手に入れたときはうれしかった。

 内容だが、SF篇とまったく同じ形式で作られている。SF篇もそうなのだが、セクションのタイトルがいちいち気が利いている。日本語にすると面白さが半減するので、そのまま書き写すと――

1. Robert E,, Howard Phillips, J. R. R. & Co. (作家名鑑)
2. Ayesha to Zimiamvia (シリーズものリスト)
3. Beyond the Fields We Know, There and Back Again, That Old Magic (サブジャンル別主要作リスト)
4. The Seven-League Shelf (名作リスト)
5. Half My Daughter and the Hand of My Kingdom (受賞作リスト)
6. Who Goes to the Wood beyond the World... (簡便な通史)

 中心になるのは作家名鑑で、約220ページのうち約145ページ(約65パーセント)を占めている。
あいにく、「この作家が好きなら、こちらの作家も試してみよ」という案内はついていない。

 書き忘れたが、著者たちはアメリカSFファンダムの大物で、SF専門書店ザ・サイエンス・フィクション・ショップのスタッフだった人たち。ベアード・サールズは書評家として有名だったし、ベス・ミーチャムはのちの名編集者である。(2011年3月25日)

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