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SFスキャナー・ダークリー

英米のSFや怪奇幻想文学の紹介。

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2012.11.29 Thu » 「生まれ変わり」のこと

 今回はお詫びと訂正である。というのも、書誌情報に関してケアレスミスを犯してしまったからだ。
 いまにはじまった話ではないが、自分の迂闊さに嫌気がさす。落ちこむなあ。

 〈SFマガジン〉2012年10月号がレイ・ブラッドベリ追悼特集を組んだとき、当方は「生まれ変わり」という短篇を選んで訳出した。
 作者にとって生前最後となった短篇集 We'll Always Have Paris (2009) から選んだのだが、同書には版権表示のページがないので、収録作はすべて書き下ろしだと思っていた。
 もっとも、この作品の原型が Match to Flame (2006) という豪華本の作品集にはいっているのは知っていたので、その旨を解説に記した。

 ところが、訳出したのとほぼ同じ改稿版が、2005年に出たホラーのオリジナル・アンソロジーに収録されていたのだ。デル・ハウイスン&ジェフ・ゲルブ編 Dark Delicacies (Running Press) である。

http://www.amazon.co.jp/gp/product/0786715863/ref=dp_proddesc_2?ie=UTF8&n=52033011

 先ほど調べものをしていて気づいた。ショック。

 したがって、「生まれ変わり」の初出はこのアンソロジーということになる。
 弁解の余地のないケアレスミスだ。まったくもって申し訳ありませんでした。謹んで訂正いたします。

 それにしても、これで We'll Always Have Paris の収録作が、書き下ろしとはかぎらないことがわかった。全面的な調査が必要になる。またひとつ宿題をかかえてしまった。(2012年11月28日)



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