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SFスキャナー・ダークリー

英米のSFや怪奇幻想文学の紹介。

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2013.04.28 Sun » 『影の王国その他』

【承前】
 パンサー・ブックスの Skull-Face Omnibus 第3巻は The Shadow Kingdom and Others (1976) と題されている。表紙絵は例によってクリス・アキレオスで、おそらく集中の「真紅の城砦」を題材にしているのだと思うが自信はない。この絵なら、たいていのヒロイック・ファンタシーにあてはまってしまうからだ。

2009-3-23 (Shadow)

 前述の3点セットにつづき、つぎのような作品がおさめられている――

「ハイボリア時代」(エッセイ)、「影の王国」、「ツザン・トゥーンの鏡」、「不死鳥の剣」、「真紅の城砦」、「象の塔」、「館のうちの兇漢たち」、「ザムボウラの影」、“Lines Written in the Realization That I Must Die”(詩)

 ご覧のとおり、《キング・カル》シリーズ2篇、《コナン》シリーズ5篇、その背景設定を詳述したエッセイ1篇、詩1篇という構成で、本領発揮のヒロイック・ファンタシー集となっている。

 《コナン》シリーズからの選択に首をかしげないでもないが、だれがどんな作品を選んでも出てくる疑問だろう。ファンとは贅沢なものである。

 《コナン》シリーズをもっと多くしろという要望に対して、発行者のダーレスは「そういう本を印刷するには、血の色をした紙を使わなければならなくなる」と答えたそうだ。(2009年3月23日)


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