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SFスキャナー・ダークリー

英米のSFや怪奇幻想文学の紹介。

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2013.03.18 Mon » 『改変戦争』

【承前】
 ライバーの代表作のひとつが《改変戦争》シリーズであることはまちがいない。スネークとスパイダーという二大勢力が、時空を股にかけて覇権を争っている戦争SF、といっていえないことはないが、じっさいは時間と場所を限定し、その一断面を切りとったニュー・ウェーヴの先駆けのような作品群だ。
 長篇『ビッグ・タイム』と中短篇群(その数には諸説ある)から成るが、後者を(一応)集成したのが Changewar (Ace, 1983) である。

2008-3-3(Change)

 このシリーズに属す作品は、当方の編む傑作集には入れないことにしたので、本書は読み返さなかったが、せっかくなので紹介しておく。

 内容はつぎのとおり。題名のあとに当方の採点を付しておく――

過去を変えようとした男  3
歴戦の勇士  4
Damnation Morning  3+  
変化の風が吹くとき  3
Knight Move  2
A Deskful of Girls  3
No Great Magic  4

 表紙絵はジョー・チオドという人が担当しているが、これは“Knight Move”を題材にしたもの。タイム・トラヴェルに関係していることがひと目でわかるだろう。(2008年3月3日)

【追記】
 《改変戦争》シリーズの集成としては、題名と内容が異なる The Change War (Gregg Press, 1978) という本もある。

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