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SFスキャナー・ダークリー

英米のSFや怪奇幻想文学の紹介。

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2013.06.30 Sun » 『バーサーカー基地』

【承前】
 セイバーヘーゲンといえば《バーサーカー》だが、当方が原書で読んだのは The Ultimate Enemy (Ace, 1979) だけ。これは『バーサーカー/星のオルフェ』(ハヤカワ文庫SF)として邦訳が出たので、わざわざ紹介するまでもない。しかたがないので、変化球で行くことにした。

 というわけで、Berserker Base (Tor, 1985) である。もっとも、当方が持っているのは、例によって87年に出たペーパーバック版だが。

2007-7-7 (Berserker Base)

 目次を見ても、本文を見ても長篇小説としか思えないのだが、この本、じつは一種のアンソロジーである。セイバーヘーゲンの原案のもと、六人の作家が新作を書き、そのあいだをセイバーヘーゲンのブリッジがつないだ擬似長篇。当時大流行していたシェアード・ワールドものの一環なのだ。

 作品を寄せた作家は、順にスティーヴン・ドナルドスン、コニー・ウィリス、ロジャー・ゼラズニイ、ポール・アンダースン、エド・ブライアント、ラリー・ニーヴン。このうちニーヴンの短篇は「『涙滴』墜つ」として邦訳がある。

 ゼラズニイやアンダースンのように、いかにもという名前があるいっぽう、ウィリスやドナルドスンのように意外な名前もある。前者は同郷(ニューメキシコ州)のよしみだろうが、後者はどういう縁があったのだろう。ご存じのかたは教えてください。

 さて、内容のほうだが、バーサカーの基地がついに発見され、そこで地球人との戦いが繰り広げられる話らしい。たぶん永久に読まないだろう。こういう本は、持っているだけでいいのである。(2007年7月7日)

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