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SFスキャナー・ダークリー

英米のSFや怪奇幻想文学の紹介。

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2013.05.03 Fri » 『エントロピー展覧会』(幻のアンソロジー・シリーズその3)

 ニュー・ウェーヴSFのショーケース的なアンソロジーを編んだらどうなるか考えてみた。題名は、コリン・グリーンランドのニュー・ウェーヴ研究書の表題をパクって『エントロピー展覧会』としようか。

「残虐行為展覧会」J・G・バラード '66(20)
「花とロボット」B・W・オールディス '65(15)
The Nature of Catastrophe マイクル・ムアコック '70(20)
「リスの檻」T・M・ディッシュ '66(40)
「宇宙の熱死」パミラ・ゾリーン '67(35)
「旅人の憩い」D・I・マッスン '65(40)
「レンズの眼」ラングドン・ジョーンズ '68(110)
「フレンチー・シュタイナーの堕落」ヒラリー・ベイリー '64(90)
「ビッグ・フラッシュ」ノーマン・スピンラッド '69(70)
「ガラスの小鬼が砕けるように」ハーラン・エリスン '68(25)
「アイオワ州ミルグローヴの詩人たち」ジョン・スラデック '66(20)
「時は準宝石の螺旋のように」S・R・ディレイニー '68(105)
「ニュー・ウェーヴ」クリストファー・プリースト '78(55) *評論

 例によって末尾の括弧内は推定枚数。全645枚。文庫で400ページちょっとか。

 主要な名前はひととおり網羅した。ビッグ・ネームは前衛的な小品でお茶を濁して、ジョーンズ、ベイリー、スピンラッドといったところの力作中篇にページを割き、プリーストの概説で締めるのがミソ。もともとヒラリー・ベイリーの作品を復活させるために考えはじめた企画なのだ。とはいえ、これで一応はニュー・ウェーヴ運動の見取り図は描けるはずだ。
 できればケイト・ウィルヘルムの「サマーセット・ドリーム」を入れたいところだが、115枚もあるので諦めた。なんで諦めなくてはならないのか、自分でも不思議だが、400ページというルールを作った以上しかたないのであった。(2006年6月13日)
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